新年明けましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくおねがいいたします。
さて、すでに欧米市場は市場が開いております。新年度早々から大きなニュースが飛び込んできております。実は私はクリスマス前から1月の5日まで休暇をいただいております。新年はカリブで迎え、この記事はホテルで書いております。皆様はどのような新年をお迎えしたのでしょうか?
新年早々舞い込んできたニュースは以下の3つでした。
・イスラエル・パレスチナ紛争が拡大し原油価格が急騰しました。
・アメリカのビック3への資本注入の決定でアメリカ株が急騰し、ダウで9,000ドルを回復。
・ロシアがウクライナに天然ガスの供給を停止決定。
すべて想定していた内容でしたがビック3への資本注入によりマーケットは一旦大きく転換を示唆する動きを示しました。市場は想定していなかったと言うか、年末にかけてベットしていたポジションをアンワインドしていた事からあわててポジションを再構築し始めた動きのようです。
2008年の市場のテーマは環境投資でした。年度を通じて関連銘柄への投資は継続しておりました。そのテーマは中期的な視点での投資ですので来年度も継続して組み入れをしていきます。
2009年に入ってファンダメンタルズの最も厳しい状況に陥るのは米国ではなく日本と考えております。過去に何度もそのことをいい続けております通り、外需主導の日本の構造問題がその原因であります。日本は新たな産業を育成する、それも内需主導の経済構造を作らなければなりません。雇用の多くは外需産業に位置する大企業から中小企業です。雇用の安定は短期的な対策として重要ですが、合わせて内需の育成が中長期的に求められているのです。80年からこの事は議論されておりましたが、その実現は30年以上たっても実現されておりません。それは、短期的に米国が主導性を持って景気の回復を下支えしていた事によります。危機の発生→議論の盛り上がり、この間に米国の景気回復→議論の消滅が繰り返されてきました。今回の米国の経常赤字はGDP比で6%を超えました。今後3%程度まで低下するまで経済の本格回復はないでしょう。この適正水準まで低下するには2-3年は必要となるでしょう。過剰な個人消費の構造をいち早く変革する事が求められております。
トヨタ自動車の生き残りに疑問符が呈されております。日本の経済モデルの存続に疑問符が付けられたのです。そういった環境の中で銘柄をどう選ぶのか最近の銘柄の紹介で取り上げた企業への投資、過去20年近い技術を再生して収益に結び付ける企業への投資をポートフォリオに取り入れ、外需依存モデルにどっぷりつかった企業との入れ替えを計って行く事になるでしょう。
日本の貿易黒字は今後均衡する事になるでしょう。昨年は経済のディカップリングが話題になりました。早くからこの点に関しては疑問を投げかけており、中国株、東欧株からの早々の脱却を推奨しました。昨年は中国やロシアなどの経済が米国と一体となっていることが証明されました。為替相場も円高が進むとみられておりますが、私は日本投資家にとってはまたとない外国通貨への投資のチャンスが来ると考えております。
チャート:貿易加重ドルレート
メンバーの皆様へ
引き続き私の実際の投資アイデアを具体的な銘柄を盛り込みながら紹介していきます。投資アイデアは毎日毎日出てくるものではありません。いつも言っておりますが、巷に出ています個別銘柄の紹介を主としている情報会社の情報が日々どんどんと出てくるのが不思議でなりません。アイデア、そして個別銘柄分析をじっくりと行うには数週間、場合によっては数か月と言った期間が必要のはずです。
今年も投資の判断の背景を紹介し、一緒に学ぶ事が出来る情報を提供していきます。そうでないといつまでも「考える事が出来る投資家」になる事ができません。投資はギャンブルではありません。それはリスク管理が備わっているかどうか、そして収益を継続して上げることができるかの2つの違いが歴然としてあるわけです。ぜひ皆様には投資家になってほしいと考えております。
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